2018年03月02日(金)
2月21日(水)、第3回 OneAsiaの会が開催され、会場には国内外の約90名の経営者が集まりました。
冒頭、アジア経営者連合会の紹介のあと、同会副委員長のHadiコンサルティング社の古川エドワード英太氏より、
OneAsiaの会のコンセプトの説明がありました。
その後、各海外支局リーダーの皆さまより活動報告の発表がありました。
<アジア支局ニュース>
台湾支局:網本氏(同会副委員長:桔想國際有限公司)の進行で、ミャンマー、インドネシア、フィリピン、
シンガポール、ベトナム、韓国の支局会員様による現地での近況報告がなされました。
<ビジネスプレゼンテーション>
大阪のサンクレスト植田社長による最新式のスマホカバーの紹介と海外展開支援を行うCOUXU大村社長の
プレゼンが続き、商材を海外に展開させたい企業とそれを支援する企業にご登壇いただけました。
<パネルディスカッション>
司会進行は、当会委員長のスターマーク社の林正勝氏。
登壇は、フューチャーデザインラボ社の竹原啓二氏、経営コンサルタントの菅生新氏、ウゴカス社
(「伝え方が9割」著者)の佐々木圭一氏でした。
冒頭では、各国独自の時間観念やロイヤリティ等に対するモノサシがある日本人の価値観に合わせて
正否の判断は禁物であるという話がありました。
それを皮切りに各国のコミュニケーションの在り方が、海外マネジメント事例の紹介など交えながら
ディスカッションされました。
各登壇者からの印象に残ったコメントを一部だけ掲載させていただきます。
・ワンウェイではなく双方向で、各々の国が持つベースの文化を理解することが重要だ。本来、各国の文化に
個性が混じり合っているハズなのに、実際は地域差や個人差にばかり目がいってしまう(竹原氏)
・数十年前とは日本のコミュニケーションが変わっている。国内でさえ、自分の若い頃に経験したことを思い出
したらいいということでもない(佐々木氏)
・各国独自のお国柄、文化をどれだけ知るか。その文脈に載せて伝えることができるか。(会場より)
・子どものことばをキャッチしてその環境を整えてあげようとする思考は、上司の部下に対する思いと
似ている(菅生氏)
・若い子ほど感情で動かしてはいけない。理論武装すれば若い子は動く。理詰めされるとヒトは動かざるを
得なくなる。(菅生氏)
・時間がない中で入ったマクドナルドで「できたてをお出ししますので4分お待ちください」と言われた。
いつものように「お出しするまで4分かかります」と言われたら多分断った。サービスはまったく変わって
ないのに、伝え方を変えた(相手の好きな表現をした)だけで結果がまるで違うことがある。
世の中にはヒトの気持ちを変えさせることばがある。これはセンスではなく技術だ。方法論があり料理の
レシピのようなものがある。(佐々木氏)
以上のようなコメントが飛び交い、パネルディスカッションは大盛況で幕を閉じました。
次回、OneAsiaの会は、2018年4月18日(水)16時に大阪で開催されます。
万障お繰り合わせのうえ、ぜひご来場くださいませ。
(事務局)