2015年12月09日(水)
第3回中華圏流通ビジネス委員会がロイヤルパークホテル ザ 汐留で開催
されました。
今回は17名の方にご参加いただき、出店契約をはじめとした中国小売業の
仕組みや中国人の消費者心理について、西友北京駐在所長や株式会社良品
計画の国際事業担当を歴任され、中国の流通集団「北京華聯集団」の百貨
事業部店舗管理部長として勤務された今城榮一氏にレクチャーをいただき
ました。
飯田委員長(株式会社アイケイ会長)の挨拶に続き、今城氏がご登壇。
品揃え、造作、人員、売上管理等すべて出店者が行うため、投資コストは
高額となるものの、出店者の意思が具現化できる「租賃方式」や、消化仕
入や売上納品がポイントとなる「聯営方式」等、中国小売業の仕組みにつ
いてご解説いただきました。
また、中国人消費者の購入動向について、選択の要素や品質に対する意識
について、ご自身のご経験と調査に基づいたお話をご披露いただきました。
質疑応答の後、参加者による自社紹介を経て閉会となり、参加者皆さまは
引き続き「アジア委員会合同忘年会」にご出席いただき、当委員会以外の
グループメンバーとの情報交換とご親睦を深めていただきました。
忘年会時の活動報告において、当委員会の名称を「アジア流通業委員会」と
改称する旨、飯田委員長より報告がありました。
これを機に、会員の皆さまの積極的にご参加をいただければと思います。
事務局