2015年10月22日(木)
10月22日(木)の18時より、東京・六本木にて「アジア法律研究委員会」と「インド
ネシア委員会」共催による勉強会が開催された。
インドネシアには、発展途上国においてしばしば見られる外資参入規制、労働規制、
通貨規制、言語規制などが依然として多数存在する。インドネシアへ進出する際は、
これらの規制を把握した上で、実務上の動向を踏まえた対応策を練ることが重要であ
る。
現地駐在経験もあるTMI総合法律事務所 梅田 宏康 弁護士を講師に迎え、インドネシ
アへ進出する日本企業の方々に知っていただきたい法的な留意点について解説いただ
いた。
特に今回はインドネシア委員会とのコラボ開催で、ビジネスの観点と法務の観点から積
極的な意見交換がなされた。
海外進出には両方の観点からの慎重な検討が不可欠であり、早い段階で専門家に相談す
べきであるという共通認識ができた。研究会、懇親会を通じて、現地の最新事情や裏ワ
ザ的な情報も交換され、出席者だけで共有するのはもったいないような有意義な内容で
あった。
委員長:淵邊 善彦(TMI総合法律事務所 弁護士)