2015年01月19日(月)
今回の会社訪問委員会では、株式会社クリーク・アンド・リバー社の井川社長を訪問
しました。
同社はアジア経営者連合会にも深く関わっている企業で、今回は同社がこれまで
築きあげてきたビジネスだけでなく、海外施策も含め、幅広いお話を頂戴しました。
クリーク・アンド・リバー社は元々、クリエイター・IT・医療を中心に8分野における
プロフェッショナル向けエージェンシー事業を生業としています。
フリーランスの映像ディレクターだった井川社長が想いひとつで立ち上げられた会社
ですが、現在ではジャスダックに上場を果たすだけでなく、数多くの事業を今もなお
展開している、成長著しい企業となっています。
そんな中、井川社長にビジネス立ち上げに対する観点を聴いてみました。
新規事業をこれだけ立ち上げ、成功に導いている影には、沢山の工夫や努力が
あるそうです。
「我慢できるかどうかです」
と仰った社長の一言の裏には、「最初は売上が上がらなくてやきもきもするが、きっと
これを実現することで喜ぶ人・感動する人がいる」という信念を持ち続けることができるか
どうかが重要だ、という意味が込められていました。
続けて、「サービスはいくつでも作れる。そのために重要なことは、手段を問わずとも、
やる目的を常に考えてビジネスをすること。そして、数字でしっかり話をできる仕組みを
作る。」と仰った社長の発言は、そこにいた社長が唸るかのごとく、力強いお言葉でした。
その他、人材を登用し続けるためには、「この人材と一生を共にする覚悟で付き合い、
生涯年収がMAXになるようなビジネスを築かねばならない」という信念にも、常に外だけ
でなく内も掌握されたバランスのとれた経営をなされているという実感を持ちました。
今後は、デジタルでは追いつかない、ロボット・建築分野をはじめとし、現在の8分野を
50分野にまで広げるということで、参加した約15名の経営者も同社に期待すべく、
大変充実したお時間を過ごされていました。
<ご参考>株式会社クリーク・アンド・リバー社 https://www.cri.co.jp/
副委員長 ニューインデックス株式会社 代表取締役社長 津田 武