活動報告

2014年09月29日(月)

第3回ベトナム委員会開催報告

①日時 2014年9月29日(月)

    会合:18:30~20:00/懇親会:20:30~

②場所:エン・ジャパン株式会社 35階 セミナールーム

③参加者:経営者 22名

④流れ:

 ▼挨拶: 越智 通勝 委員長(エン・ジャパン株式会社 代表取締役会長)

 ▼講師: H.I.S Song Han VN Tourist Co., Ltd

General Director 簾藤 愼太郎 氏

略歴:1997年に営業としてHIS入社、2004年にHISタイ法人へ海外赴任、

     2013年にHISベトナム法人へ海外赴任

 ▼テーマ:≪現地のリアルな情報と現場のリアルな体験≫

 ▼具体的な内容:

  1. ベトナム人スタッフ260人を雇用(※7月末時点、ガイド含む) 日本人マネージメントとの相違点

◎離職率が高い

⇒対策:・教育制度を強化する事(毎月1日に新入社員入社)

・ベトナム人人事スタッフによる入社後研修(保険、日本語の教育)

・ベトナム語のHIS説明動画

・ベトナム人スタッフへの日本語教育

・日本人スタッフへの大学でのベトナム授業

・賞与:3月と9月に支払う(ベトナムのテットの後)

◎ハノイとホーチミンのスタッフは仲が良くない

⇒対策:・海外社員旅行

・スタッフコンベンション

  2. 社会主義国 ライセンス制でビジネスをする場合のベトナム政府との付き合い方

・ベトナム人パートナーと連携して、政府に関する手続きはベトナム人パートナーに任せる事

・ちゃんと必要と言われる手続きを申請して、ライセンスを獲得する事が必要です。そうではないと

ビジネスを中止されてしまいます。

  3. ローカル向けビジネスの分野で、商品・サービス、価格設定、

    営業手法等のマーケティングについて気をつけていらっしゃることなど

  4. 現地の最新情報と、ベトナムでのビジネスチャンス

・旅行分野においては、ベトナム人が日本に強い興味を持っていますが、知っている情報はまだ

限られています⇒充実した情報を提供することによって、ビジネスチャンスになります。

・成田空港からベトナムの注目されているダナンに直航便が出来ました。

・日本に行く旅行ビザが緩和されていて、手続きは一部簡単になります。

・ベトナム会社はチームビルディングのニーズが高まっていて、会社旅行のニーズも高まっています。

 ▼Q & A

⑤感想

離職率が高いベトナム労働者に対して、H.I.Sは有効な対策を活用していると感じました。

そして、発展しているベトナム市場において、消費者の新しいニーズの傾向

をよく把握出来ているH.I.Sはこれからもっと大きくなると思われています。

そして、現地に関するリアルな情報を共有することによって、ベトナムに進出しよう

と考えている方は非常に参考になったと思います。

委員長補佐 エンジャパン チュアン・グエン氏

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