2014年11月11日(火)
アジアビジネスマッチング委員会では、国内と海外のビジネスマッチングをおこなっており、
これまでにもM&Aやアライアンス、ライセンス等の情報が持ち込まれており、実際に参加者同士
のネットワークを使って海外とのビジネスマッチングが個別に成立した事例もあります。
今回は「M&Aという海外進出手法」をテーマに、Hopewill Groupの堀代表にご講演頂きました。
アジアに対する日本企業の進出動向をはじめ、為替の捉え方や、M&Aという手法の有効性と
デメリット、更にはリーガルの重要性などを、実体験を通して得た堀代表ならではの視点で、
非常に興味深くお話頂きました。
「日本を準拠法に契約をしておけば大丈夫」という安易な考え方であれば、日本の裁判で勝てた
としても、現地の裁判で勝てずに結局、損害を取り戻せなかったり、相手企業を縛ることができ
なかったりというリスクを改めて認識することができ、海外でビジネスをする際にはリーガル
コストを渋らずに、きっちりとした契約をしておく必要があると感じました。
また、参加者のプレゼンタイムでは、下記の企業様にプレゼンをしていただきました。
■株式会社ケイズビュー 代表取締役 香山様
・・・日本の技術を韓国へマッチングするための取り組みについてご紹介頂きました。
■J&K Global COO 北中様
・・・ミャンマーを中心とした東南アジアにおける様々なビジネスの取り組みや、グループ企業
全体での方向性などをご紹介いただきました。
当社からも、ライセンスを活かした海外ビジネス手法について、ご案内をさせていただきました。
本委員会では、委員会の初めに必ず自社紹介をしていただく時間を設けるなど、委員会から情報を
発信させて頂くだけでなく、ご参加頂いた企業様からのPR・情報発信の時間を大切にしております。
懇親会ではご参加者同士がそれぞれ具体的な案件をきっかけにアポイントを取り合われるなど、
有益な情報交換ができました。
今後も、様々な企業様に対して、アジアとのビジネスマッチングの場をご提供できるように運営
を強化していきたいと思います。
委員長補佐:株式会社MS-Japan 執行役員 藤江 眞之