2014年10月30日(木)
例会前のプレイベントのひとつとして「アジア法律研究委員会」の10回目を開催しました。
Ⅰ ここがポイント!アセアン諸国における労務管理の勘所~日本法との比較の観点から~
以下の内容でシンガポールを中心にアセアン諸国の労働法制・労務問題を概観し、それぞれの労務管理の
ポイントについて解説しました。
1.日本企業における典型的な労務問題
2.アセアン諸国における労働法制
(1)総論
(2)各論
3.アセアン諸国における労務管理実務上の課題
(1)雇用開始の場面
(2)雇用中の場面
(3)雇用終了の場面
講師 TMI総合法律事務所 弁護士 下野 健
Ⅱ 所感
アジア展開する上で現地の労務管理は大変重要ですが、アセアン各国においてその法規制は大きく異なります。
また、法制度と運用が一致していなかったり、信頼できる現地の弁護士が少ないという問題もあり、
参加者の皆さんも困っておられるようでした。
実体験に基づく質問も多数出て、積極的な意見交換がなされました。
難しい法律論ではなく、ビジネスに直結した情報をご提供するとともに、個別のご相談にも応じています。
次回は2月ごろに開催したいと考えています。テーマは募集中です。
委員長:淵邊 善彦 (TMI総合法律事務所 弁護士)